金色の落葉のふりしきる…

「金色」と書いて「きん」と読ませる、漫画家、吉野朔美さんの初期短編のタイトル。

おかげで毎秋、銀杏の落葉を見て「道が金色だ」と思うたびに吉野さんを思い出します。

知っていますか?吉野朔美さん
1959年2月19日生誕。2016年4月20日、早逝。

作風は「文学的」と言われることが多く、
作者の人柄を反映したと思われる冷静な登場人物たちを通して発せられる言葉は、時に読者の心をえぐります。

物語そのものよりも、登場人物の人格や関係性の方により重きがおかれている(ように見える)のも特徴的。

総じて作品は「名言の宝庫」との異名も持つとか持たないとか。
未読の方がいらっしゃったら、是非読んで見て欲しい作家のおひとりです。
(海外の人にも受けそうな気がしますが、翻訳とかされているのかなあ?)

映画「GATTACA」とか好きな方はすきなんじゃないかな、などと個人的には思います。
口の悪い人には「意識高い系」とか言われそうなところとかがね、通じる気がするんです。

というわけで本日は銀杏のイラストを描いてみました。




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